講座の受講者からの声


 本学のキャリアセンターから依頼されて開講している技術士補資格試験講座を受講した学生からの試験合格の喜びの声です。

・平成28年度

    【山本 大地さん】受講・受験当時 農学部生物資源学科 2年
 受講者の山本さん私が技術士補の授業を受講するきっかけとなったのは、磯前教授の授業です。そこで興味深い資格だなと思い、受講しました。講義は、周りが静かに受けていたので、私も自然と集中して受けることが出来ました。 授業の内容では、解答する時間、解説の時間と分けられていて、効率的に授業を進めているなと感じられて、頭にもスッと入ってきました。 特に最後の授業の過去問題を試験さながらやってくださって、本番へのイメージや時間配分を考えるのに凄く役に立ちました。 授業以外での勉強内容はまず、問題傾向をみて、それから過去問題をとにかく解いて、わからない単語が出てきたら、調べてみるということを繰り返しやっていました。また不正解の選択肢にも目を通し、どこが間違ってるかをはっきり調べて理解していきました。 実際に本番で不正解の選択肢に似た問題がでてきて、これをやってよかったと思っています。また、本番前は間違えた問題を再度解き直し、次は間違えないぞと意気込んで臨みました。
本番では不安しかなかったですが、解ける問題を確実に解いていき、最後の最後まで諦めなければ、合格できると自分で思い続けた結果、合格できました。 これからは、技術士の元で働ける企業に就職し、技術士を目指して頑張ります。

    【浅野 元喜さん】受講・受験当時 農学部生物資源学科 2年
 受講者の山本さん私は技術士第一次試験対策講座の専門(農業)+基礎・適性コースを受講しました。私が技術士補講座を受講しようと思ったきっかけは、学校の授業以外で何か自分のために勉強をしてみたいと思ったからです。何かを頑張ったという証が欲しいという思いや、他の人よりも前に進んでいたいという思いもありました。
授業形態としては基礎科目、適正科目、専門科目それぞれで、総論的な授業があった後に過去問題を解き、それに基づいた解説をするという形をとることが多かったです。
受験をするにあたっては授業で配布されたものを中心に復習し、分からないところや理解が足りないところを他の教材で学習していました。また、専門試験の内容は普段の講義で聞く内容とかぶっているところも多く、常日頃から大学の講義をしっかり聞いておくことが合格への近道のように感じました。講座内で本番を想定した模試を実施していたので、受験本番もさほど緊張しないで臨むことができました。
私は公務員の農業技術職を志望しているのですが、そこの採用試験で実施される専門試験と技術士第一次試験農業部門の専門試験は内容がよく似ているため、技術士補講座を受講することで公務員試験の勉強のいいスタートを切ることができるのではないかと思います。  自分の価値を高めるためや、業務についての理解を深めるためにもゆくゆくは技術士の資格にも挑戦していきたいと考えています。

・平成29年度

    【山田 早央莉さん】受講・受験当時 農学部生物資源学科 1年
 受講者の山田さん私が技術士補(農学)講座を受講したのは就職のために何か資格をとろうと思ったことがきっかけです。私は農学系の仕事に就きたいと思っていたので、興味の持てた農学系の講座を受けることにしました。 私は受講当時1年生だったので、農学の専門分野も学校の授業でも習っていないはじめて聞く単語しかなくて覚えてるのが大変でした。受講教室でも2年生以上が多く、授業でやったような反応をしていたので焦りました。基礎、適性分野ももちろん初めて見る問題ばかりだったので内心、試験に受かるかどうか不安でした。しかし講座中、先生達は半分(点を)取れれば受かる、と何回も励ましてくれたので私はそれを信じて半分取れればいいという気持ちで夏休みに勉強しました。講義内で先生達が、過去問の傾向から今年はこれが出そう、これは重要だ、など解説してくださったのでそれを中心に問題を解きました。わからないことは先生に聞いたり、自分で調べました。 試験会場で試験を受けて、半分いったかいかないくらいの点数かなと思っていたので、合格通知が来た時は驚きつつも嬉しかったです。
 今2年生になって授業で習うことが技術士補の試験範囲とかなり被っています。付け焼き刃な部分があったのでもう少しきちんと勉強していればよかったなと思いましたが、資格を取れたことで自分のステータスをあげることが出来たと思います。今は公務員講座を受講しているので今回の合格を自信に、引き続き勉強を頑張っていきたいです。

・平成30年度

    【高橋 朋也さん】受講・受験当時 農学部生物資源学科 2年
 受講者の山本さん 自分が技術士補(農業)の講座を受けた理由は、2年生になって何か資格が欲しいと思い立ったからです。また自分は将来農学関係の職に就きたいと思っていました。なので、せっかく資格を取るなら将来に活かせるようなものがいいと思い、本講座を受けました。 講義内容は基礎科目、適性科目、専門科目(農業)に分かれており、それぞれ異なる分野を丁寧に教えて頂きました。講義形式は、前半は過去問の載ったプリントを解説付きで解き、後半にその確認問題を解く、といったものでした。 自分は基礎科目の数学や物理系の問題が苦手でしたが、講義で先生に「効率よく解ける問題だけを選んで解け」と言われました。技術士補は全ての科目で半分以上取れればよいため、そのような割り切った考え方も重要なのだと思います。 受験するに当たっては講義で配布されたプリントの他、過去問集や技術士会ホームページにある過去問で学習しました。試験では毎年一定数の過去問が出るため、苦手な分野は問題集と過去問をまるごと暗記して望みました。 本番では年配の方もいて少し緊張しましたが、問題はほとんど過去問と変わらなかったため微塵の不安もなく解き終え、合格することができました。 自分は3年生では公務員講座を取ろうと考えています。公務員採用試験は技術士第一次試験の専門科目と内容が似ているため、公務員への第一歩としてもいいと思います。また技術士補受講合格者は公務員講座の受講料が50%割引されるため、公務員の農業技術職への道を考えてる人は、ぜひ本講座を受けることをおすすめします。

・令和元年度

    【吉川 皓大さん】受講・受験当時 農学部生物資源学科 2年
 受講者の吉川さん 私が技術士補(農学)を受講したきっかけは、学校で習っている知識がどこまで必要なのかを知り、それを知ったうえで農業に関われる仕事に就職したいと考えたからです。  授業の進め方は、初めに内容を聞いてから演習をするという形式でした。内容の説明は、分野によってわかりやすい人、そうでない人にバラツキがありましたが、どの分野の方々の資料も要点がまとめられていて、見返し易くなっています。また、説明が分かりづらいと感じてもどの方々も個別で聞くとわかりやすかったので積極的に質問することをお勧めします。  基礎科目は、解析に含まれる数Vの微積、ベクトル、物理に加え、センター試験レベルの化学、生物というようにこれまで習ってきた内容に加え、設計・計画、情報・論理、環境法というようにこれまで習ってない分野がありました。習っていない分野でも、配布資料を繰り返した結果、すぐに得意科目として克服できたことも多々ありました。また、ある程度演習をすると、得意科目、不得意科目がわかると思います。この試験は基礎科目全体で50%の正解で合格ラインに達するので不得意科目にはあまり力を注がず、得意科目の正答率を上げる努力をすることをお勧めします。私の友人で合格した人の中には解析分野を捨てて他の分野でカバーしきれていました。 適性科目は、技術士法の問題が出題されます。私は、5年分を2〜3回繰り返して演習した結果、本番の時、今まで出題されていないような問題が出題されましたが、何とかなりましたので細かいところに注目しすぎないように注意しましょう。  専門科目は、内容は1、2年の授業が半数程度、それよりも細かい内容が残りを占めていました。また、この科目は答えの解説がなく、かなり戸惑いました。そのため、自分で調べるしかありません。特に農業土木はなじみがないので苦戦しました。過去問をやればわかりますが、過去に出題されていた問題の類題が出たので正解の選択肢以外のことについても勉強しておくことをお勧めします。かなり時間がかかるため私は3年分の過去問を3回しか繰返し演習をしませんでしたが、合格できました。  特にこの資格は根気よくやればとれる資格なので、ガイダンスに来た方々は何かの縁だと思って受講することをお勧めします。
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